厚生労働省が28日発表した報告書によると、06年度の派遣労働者数は前年度比26%増の321万人で過去最多だった。景気回復による企業の人手不足に加え、04年3月に解禁された製造業への派遣も急増した。
派遣形態別では、仕事がある時だけ派遣会社と雇用契約を結ぶ登録型派遣は21%増の234万人で、全体の73%を占めた。派遣会社に常時雇われている常用型派遣は41%増の22万人。業種別では製造業への派遣が24万人で、前年度の調査方法との違いをならすと2倍以上に増えた。
派遣業界の総売上高は34%増の5兆4189億円。派遣労働者の平均賃金(8時間換算)は、登録型派遣が多い一般労働者派遣が0.5%増の1万571円、常用型派遣は0.7%減の1万4156円だった
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