西宮市(47万7000人)教育委員会は、市内に住む英語圏出身の外国人を登録し、市立中学で英語を教えてもらう「英語力アップ・アクションプラン」をスタートさせる。年明けにも登録受け付けを始め、2008年4月から派遣を始めたい考えだ。
市教委は07年度、外国語指導助手(ALT)3人のほか、提携する人材会社から派遣された外国人講師13人を英語教育に活用している。ただ、派遣講師は期間が限定されているため、市内在住の英語圏出身者を登録し、生徒らが生きた英語に触れる機会を増やすことにした。
講師希望者は市総合教育センターが整備する「英語教育人材バンク」に登録。各中学の要望に応じ、英語の授業や長期休暇中の勉強会に講師役として派遣し、時間単位で謝礼を支払う。派遣日時などは、教委が各中学と講師の都合を調整する。
市民部によると、10月末時点で市内に在住する米英豪3カ国出身の外国人は415人で、インドやフィリピンを加えた英語圏出身者は600人強に上る。同センターは「スタート時点で20~30人を登録したい」と話している。(了)
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