[北京 20日 ロイター] 来年8月の北京五輪開催を控え、中国では来月から外国人旅行者に対する健康申告書への記入義務が免除されることになった。18日付のチャイナ・デーリーが伝えた。それによると、旅行者は何らかの病気にかかっている場合、口頭で入国管理官に申告しなくてはならなくなる。旅行者の入国税関申告書への記入は免除されない。
健康申告書への記入は、2002年に広東省で発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)の感染拡大をきっかけに導入されたが、検疫当局と航空当局は今回の措置について、入国手続の簡素化と効率向上のためだと説明している。
中国を訪れる外国人旅行者の数は2006年に4400万人だったが、五輪組織委員会は2008年に7000万人を見込んでいる。
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