民間の職業紹介大手3社が平成19年度上期(4~9月)に仲介したホワイトカラー転職者が前年同期比で28%増え約2万4000人にのぼったことが20日、わかった。日本人材紹介事業協会(人材協、東京都港区)が発表した。上期としては2期連続での増加となる。
人材協はインテリジェンス、ジェイエイシージャパン、リクルートエージェントの大手3社の実績をまとめた。技術職、専門職、営業系、事務系などのホワイト カラーの職種が対象。3社でホワイトカラーの転職関係シェアは約4分の1を占めており、まとめは国内動向の指標となる。
中でも25歳以下の若年層は78%増と大幅に伸びた。18年度上期は61%増で、高い流動性が一段と加速した格好だ。一方、41歳以上の中高年層は18年度上期が46%増だったのに対し、19年度上期は14%増にとどまり、中高年層の転職に歯止めがかかったようだ。
地域別では首都圏、関西圏、中部圏の3大都市圏で全転職者数の約93%を占めて集中している。
社団法人である人材協は、ホワイトカラーの職業紹介を中心とする人材紹介会社の業界団体。
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