国際結婚した家庭の子どもや、帰国した中国残留日本人孤児の家族など、日本語を母国語としない中学生と保護者を対象にした高校進学相談会が3日、福 岡市東区の九州大学国際ホールで開かれた。高校教諭や教育関係者がボランティアで説明者として参加し、中国語や韓国語、ポルトガル語などを母国語とする約 80人の親子の相談に応じた。
在日外国人の日本語学習支援など取り組む「ともに生きる街ふくおかの会」などが主催。会では、一部の高校が設けている一般入試での時間延長措置や特別選考など、日本語が母国語でない生徒向けの特別措置を説明。進学に必要な経費、奨学金制度なども紹介した。
ボランティア通訳の付き添いによるグループ別相談では、「試験で同点だと、日本人の受験生が優先されるのではないか」「学校側が配る日本語の進学資料が理解できない」といった疑問や不安の声が次々と上がった。
日本人男性と結婚し、昨秋、中学生の長男と中国から来日したという福岡市早良区の張紅梅さんは、中学での普段の成績も高校受験の合否の判断材料となること を知り不安顔。「息子は昨年、日本語の授業が理解できず成績が悪かった。受験に不利では」と訴え、「中国から当時の成績証明書を取り寄せ、学校側に参考資 料として提出してみては」などのアドバイスを受けていた。
福岡で10年以上暮らす粕屋町の中学2年カリヨ・モレノ・ミドリさん(14)は「いずれ暮らすことになるペルーとの教育制度の違いがあるので不安。でも、勉強を頑張るしかないことが分かった」と話していた。
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