築地市場(東京都中央区)の移転問題で、都が移転先の豊洲地区(江東区)の汚染対策を実施する工法選定を審議するた め、新たに技術者会議を設置することが1日、分かった。土壌の入れ替えなどを求める都の専門家会議の報告書に沿った汚染対策実施には莫大(ばくだい)な汚 染対策費用がかかると予想されることから、今回の会議は、なるべく低価格で実施できる工法を選定するために設置されたものとみられる。
報 告書で専門家会議は、地下2メートルまでの土壌をすべて入れ替え、同2メートルを超える汚染土壌を環境基準以下に処理することなどを要求。これらの対策実 施により「人の健康や生鮮食料品に影響を及ぼす可能性は低い」とし、報告書を都に提出した。報告書案に沿った汚染対策を実施した場合、汚染対策費は都が当 初、見込んでいた670億円を大幅に上回る1000億円を超えるとみられている。
そのため、石原知事は「画期的な新技術があるはず」と述べ、なるべく低価格で汚染対策を実施できる工法を選定すべきとの見解を表明。また、都議会与党の公明党も莫大な汚染対策費用を要する移転案について再考を求めていた。
こうした事情から都は早急に具体的な工法の選定に着手してきたが、土壌、地下水など各項目に複数通りの工法があり、選定作業が困難を極め、石原知事は、技術者会議を設置することを決めた。
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