2008-08-27

医師養成見直し検討会を設置へ

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厚労省と文科省が合同委

 2004年度に始まった臨床研修制度が医師不足の一因になっているとされる問題で、舛添厚生労働相は24日、同制度も含めた医師養成のあり方全般を見直すため、厚労省と文部科学省の合同検討会をつくることを明らかにした。

 医師や患者の立場の識者を委員とし、近く発足させる考えだ。

 この日開かれた、医師不足対策などを厚労相と識者が話し合う「安心と希望の医療確保ビジョン具体化検討会」で表明した。舛添厚労相によると、新た な検討会では、医学部教育から卒業後2年間の臨床研修、研修を終えた新人医師のトレーニングのあり方まで、医師養成はどうあるべきか具体的に検討する。

 臨床研修制度は、研修生が原則自由に研修先を決めることができる。このため、研修生が都市部に集中し、人手不足となった地方の大学病院などが病院に派遣していた医師を呼び戻す傾向が強まり、医師不足に拍車をかけたとされる。


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