2008-08-21

中国が最大の輸出先、戦後初めて対米上回る 7月の貿易統計

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 財務省が21日発表した7月の貿易統計速報(通関ベース)によると、中国向けの輸出額は前年同月比16.8%増の1兆2864億円となった。米国向けの 輸出額を戦後初めて上回り、日本にとって最大の輸出相手国となった。全体の貿易黒字は86.6%減の911億円。原材料高の影響で輸入が膨らみ、5カ月連 続で黒字が縮小した。

 香港・マカオを加えた中国圏向けの輸出額は2007年5月から米国を上回っている。今回は香港・マカオを除いて初めて米国を超えた。中国向けは38カ月連続で増え、米国向けは11カ月連続で減った。

 全世界向けの輸出総額は8.1%増の7兆6321億円と2カ月ぶりに増加に転じた。全体に大きく貢献したのは中国で、特に日本で精製された軽油などの鉱 物性燃料、半導体など電子部品が同国向けに伸びた。中国含むアジア向け輸出は12.7%増の3兆8567億円。韓国向けの鉄鋼が伸びた。(11:01)


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