2008-08-20

協働提案事業:「人材、予算まだまだ不足」 県とNPOが公開報告会 /奈良

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◇協働提案振り返る

 昨年度実施された県とNPOとの協働提案事業の公開報告会が、奈良市登大路町の県文化会館であった。NPO関係者や県職員ら約60人が参加。学識経験者らによる評価委員と一般来場者がチェックシートを使って効果などを点検した。

 協働提案事業は、両者が協働することで県民に質の高いサービスを提供しようと04年度に始まった。昨年度は、高校生の就職意識を高めるための「キャリアセミナーへの講師派遣事業」(奈良キャリアサポートネットワーク)など4事業があった。

 発達障害児支援の人材を育成する「特別支援教育連携サポーター養成事業」をした「えじそんくらぶ奈良 ポップコーン」は、8回の講座で70人の修了者を輩出。奈良教育大が事業を引き継ぐことになっている。

 発表した安並由起子さん(44)は「人材も予算もまだまだ不足している。次につなげることができてよかった」と話していた。【高橋恵子】


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