中国人の姓で最も多いのは？

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血縁集団の名称を表すという姓。日本人の姓の種類は10万以上ともいわれ、世界的に見ても姓の多い民族となっている。中国の場合、日本に比べれば姓の数は少ないとされているが、膨大な人口を抱えているだけあって姓の種類も豊富そうである。今回は中国人の姓にせまる。

　　【中国人の姓の種類は4000以上】

　　中国科学院が行なった調査によると、中国には最低でも4000以上の姓があることが分かっている。10万を超えるといわれる日本人の姓の種類に比べると、その数は圧倒的に少ない。

　　【中国で最も多い姓は？】

　　13億人以上を抱える人口の割りに非常に少ない姓の種類であるが、その姓を持つ人口の多い順に並べると、「李」「王」「張」「劉」「陳」となるという。

　　特にトップ3の「李」「王」「張」の姓を持つ人は人口の2割以上、実に約3億人もの人々がこれらの姓であることがわかっている。これだけ同じ姓を持つ人がいると、当然ながら同名の人も多数存在し、同姓同名による誤認逮捕などのトラブルも頻発しているという。

　　【中国で最も少ない姓は？】

　 　最も多い姓があれば、逆に最も少ない姓も存在する。中国科学院の調査によると、「難」「死」という姓が存在することが分かり、それぞれ数千人程度が持つ 希少な姓であることがわかっている。これらの姓はいずれもあまり縁起の良くない漢字だからであろうか、使用人口は年々減少しているようである。（編集担 当：畠山　栄）
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