2008-01-07

日経HR、2008年の第2新卒採用に関する調査結果を発表

:::引用:::
08年第2新卒採用はどうなるか?

08年第2新卒採用「上向き」予想が半数以上(前年比)

前年より増える 53.3%
横ばい 33.3%
減る 6.7%

日経キャリアマガジン調べ


  若手ビジネスパーソン向けの雑誌「日経キャリアマガジン」では、2008年の第2新卒採用について人材紹介会社15社にアンケート調査をした。その結果、 08年第2新卒採用で多いとされる業界については「金融、小売り・サービス、IT関係」、職種については「営業、エンジニア」が多いと予想していることが 分かった。

(1)08年第2新卒採用「上向き」(前年比)予想が半数以上(別紙グラフ1 参照)
 ここ数年の景気回復に伴い、企 業では人材不足感が高まっている。大手企業の積極的な新卒採用などの結果、脚光を浴びているのが新卒で就職した社会人経験3年以下の「第2 新卒」。人材 紹介会社の過半数が「07年よりも採用が増える」と予測。その理由として「大手企業の新卒大量採用により、新卒採用では苦戦した中小企業の第2新卒への求 人は増加する。また大手企業で仕事のギャップを感じ、離職者が増えればその補充も必要となる」などが挙げられる。

(2)第2新卒者の採用が多いと予想される職種は、営業職、エンジニア(別紙グラフ2 参照)
  「生命保険会社の代理店営業など、規制緩和が進む金融業界で多い」、「業界を問わず、まずは営業職として会社の最前線で経験を積み、基本をしっかり身につ けてもらうから」といった意見も聞かれた。「エンジニア」も「機械・電気・建築工学分野の技術・資格を持っている人は有利」とニーズは高い。また業界別で は、「金融」(36%)、続いて「小売り・サービス」(24%)、「IT」(20%)の順となった。

(3)第2新卒が求められる理由は「社会人としてのマナーが身についている」「実務経験があるから」など(別紙グラフ3 参照)
 「企業によって理由はさまざま。即入社可能である点に魅力を感じる企業も少なくない」「中途に比べて前職の色が染まっていない」などのコメントがあった。

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