2008-01-30

世界大手、日本狙う・人材サービス

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人材サービスの世界大手が相次いで日本で派遣・紹介事業を拡大する。世界3位のランスタッド・ホールディング(オランダ)は製造業向け派遣で日本市場に本 格参入。米マンパワーはシンガポールや香港など3カ国・地域の日系企業に日本人を紹介する事業を始める。各社は欧米などに比べ派遣労働者の割合が低い日本 は成長余地が大きいとみている。世界各地に拠点を持つ強みや、製造業派遣など日本ではまだ歴史浅い分野でのノウハウを生かし、シェア獲得を狙う。

 ランスタッドは4月をメドに日本で自動車や電機・電子など製造業の工場や物流業向けの人材派遣を始める。偽装請負などコンプライアンス(法令順守)のリ スクを抱えていたこの分野は中小派遣会社が乱立。ランスタッドは製造業派遣が欧州での主力事業の一つで様々なノウハウを蓄積しており、同社のサービスへの 需要は大きいと判断した。これまで日本では金融業界の派遣・紹介に特化してきたが、製造業向けに業務を拡大し、09年末に500億円以上の売上高確保を狙 う。

 マンパワー日本法人のマンパワー・ジャパン(横浜市)は海外への人材紹介を専門的に行う部署「グローバルキャリアサポート」を設置。第一弾として、2月から香港の仕事を海外での勤務を希望する日本人に紹介する事業を始める。

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