中国のITリサーチを手がける艾瑞市場諮訊(iResearch)がこのほど発表した「2007年第3四半期(7-9月)の中国オンラインゲーム市 場のモニタリング報告」によると、夏休みに後押しされて、同期の中国オンラインゲーム市場の規模は前年同期比91.7%増の37億元に達し、前期に比べ 39.6%増加した。四半期で規模が30億元を上回ったのは同業界で初となる。こうしたことから、2007年通年の同市場の規模は、125億元に達する見 通しとなっている。
同報告によると、第3四半期にオンラインゲーム市場でシェアの上位3位は順に依然として盛大、網易、巨人で、売上が市場全体に占める割合は、それぞ れ17.6%、13%と11.2%で、九城は第4位であった。また、光宇華夏は傘下のゲームである「問道」が成功を収めたことにより、2.8%のシェアで 第9位となり、初めて上位10位内にランクインされた。
艾瑞市場諮訊では、大型MMORPG(数百人から数千人規模のプレーヤーが同時に1つのサーバに接続してプレイするネットワークRPG)の市場シェアは、国産ゲームの多数発売によりさらに向上されるものと分析している(編集DS/K)(日中経済通信01月17日)
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿