山梨県機械電子工業会(風間善樹会長)は二十三日、横内正明知事に企業の人材確保に対する支援を要請した。
県内企業では製造業を中心に人材難が懸案となっている。県内には山梨大工学部や県立産業技術短期大学校、工業高校などがあるが、最近の売り手市場で人材は首都圏に奪われる傾向が強まっているという。
この日は風間会長ら同会役員が県庁を訪れ、横内知事に要望書を手渡した。要望書では「若年労働者の減少、若者の理工学離れ、地域間・企業間競争の激化などから人材が確保できていない」と訴え、(1)教育機関の拡充・新設(2)山梨大入試での地域枠の設定(3)工業高校支援事業の充実強化(4)U・Iターン政策の充実強化-などを求めている。
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