(CNN)マレーシアは来年をめどに、少なくとも20万人の外国人労働者を母国に送還し、国民の雇用を促進する。20日付英字紙スターが内務省高官の発言として伝えた。
マレーシア国内で就労している外国人は230万人。政府は来年までに180万人まで削減し、2015年までにさらに30万人減らす方針。就労許可証の更新期間を非熟練労働者で最大5年間、熟練労働者で最大10年間として、外国人労働者への依存度低減を目指す。
マレーシアの労働者1100万人余りのうち、外国人の占める割合は21%と高い。同国の失業率は3.5%。財務省が発表した2004─05年報告書によると、外国人労働者の出身国はインドネシアが圧倒的に多く、ネパールとバングラデシュが後を追っている。
外国人労働者らの主な就労先は、製造業と石油産業、建設業のほか、家事手伝いも多い。
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