中国との懸け橋になる人材を育てようと、県が3年前に開設した壱岐高校(壱岐市)の「原の辻歴史文化コース・中国語専攻」の第1期卒業生7人のうち、中国の国立上海外国語大への進学を希望していた3人全員が同大に合格した。
同専攻の生徒は、講師として同高に招かれている同大の呉雲珠助教授らが指導。卒業に必要な96単位のうち、英語よりも3単位多い19単位を中国語で取得している。同大への留学は2004年の県教委と同大との協議書に基づき、県内から5人の枠がある。
今回、合格をした同専攻の第1期生は、壱岐市内の中学校出身の河村志保さん(18)と久田理博さん(18)、福岡市内の中学校から離島留学生として同高 に入学した山本裕介さん(18)の3人。4月から同大国際交流学院(学部)中国語専攻(学科)の本科予備生として中国語を研修した後、9月から本科生とし て入学する。
3人は「通訳として両国の懸け橋になりたい」(河村さん)、「中国語を使って日本企業で働きたい」(久田さん)、「中国の企業で働きたい」(山本さん)と抱負を語った。
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