中国「大連」にエンベデッドシステムの開発拠点開設
~中国リソースの確保とオフショア開発体制の強化~
株式会社富士通ビー・エス・シー(社長:兼子孝夫、本社:東京都港区、以下、富士通BSC)は、中国におけるエンベデッドシステムの新たな開発拠点として、子会社であるBCL(以下の企業プロフィール参照)の「大連支店」を1月1日に開設しました。
BCLは“中国科学院凱思軟件工程公司”(北京)と“TOGEN BUSINESS SOFTWARE CORPORATION LIMITED”(香 港)の合弁会社として1992年、北京に設立。エンベデッドシステムを中心としたソフトウェア開発を行っております。2006年3月に、上海に支店を設置 いたしましたが、「大連支店」は北京本社、上海支店に続く中国における3番目の開発拠点となります。「大連支店」は、当初26名体制で日本メーカー向けの 携帯電話開発を中心にスタートし、随時人員の増強と業務の拡大をはかっていく予定です。
《「大連支店」開設の主な目的》
(1)エンベデッド分野は慢性的に技術者不足が続いており、中国における拠点開設により人材の確保が可能となる。
(2)北京地区に比べ人件費が廉価であることから、オフショア開発体制が強化できる。
(3)大連地区はIT産業育成に力を入れており、世界中のIT企業の誘致を積極的に進めている地域。日本の大手IT企業の多くが進出しており、効率的な事業展開が可能となる。
富士通BSCは、エンベデッドシステムを重点事業の一つとして注力しており、エンベデッド開発技術者900名の確保(うち中国技術者250名)を目標に掲 げ、質・量ともに充実した体制に向けた整備を進めています。BCL「大連支店」の開設はその施策の一環であり、今後も顧客に向けたサポート体制を拡充して いきます。
《「大連支店」住所》
・大連市軟件園路18号国際軟件服務中心3層
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿