2008-01-29

訪日外国人、過去最高の834万人・7割アジアから

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 2007年に日本を訪れた外国人旅行者数が約834万人に達し、過去最高を更新した。このうち7割を韓国や台湾、中国などアジアからの旅行者が占める。 経済成長で購買力が高まり、円安で日本の物価に海外から見て割安感がでるなど、外部要因で日本を訪れやすくなったことが背景にある。しかし日本国内の外国 人受け入れ態勢は遅れている。政府は観光庁の設立などで「観光立国」実現を目指すが、道のりは遠い。

 独立行政法人の国際観光振興機構が28日発表した統計では、07年の外国人旅行者数は前年比13.8%増えた。最も多いのが、韓国からの約260万人 で、台湾からが2位。3番目の中国は16.2%増の約94万人で、初めて米国を抜いた。中国は07年の実質経済成長率が11%と高成長を維持。アジア地域 の旅行者の消費意欲を高めている

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