2008-01-07

2008年の第2新卒採用は増加傾向、営業やエンジニアの需要が高い

:::引用:::

日経HRが1月7日に発表した調査によると、新卒で就職し、社会人経験が3年未満の「第2新卒」は2008年の採用が増える見通しである。人材紹介 会社の53.3%は第2新卒の採用が「前年より増える」と予想している。「横ばい」は33.3%で、「減る」は6.7%にとどまった。

第2新卒の採用が多く見込まれる職種としては、「営業」(68.8%)、「エンジニア」(18.8%)が挙げられた。「エンジニア」の中でも「機 械・電気・建築工学分野の技術・資格を持っている人」の需要は特に高いという。業界別では、「金融」(36%)、「小売・サービス」(24%)、「IT」 (20%)などの第2新卒採用が高まる見込み。

ここ数年の景気回復にともなって、企業では人材不足感が増している。大手企業が新卒を大量採用するため、中小企業は思ったように新卒の人材が集めら れない。また、大手企業で期待した仕事とのギャップを感じる離職者が増えれば、その補充も必要となる。このような背景から、第2新卒の求人が拡大してい る。

第2新卒が求められる理由を尋ねたところ、「社会人としてのマナーが身についている」(26.5%)、「実務経験がある」(20.6%)が多かっ た。そのほか、「新卒者と同じようなフレッシュさがある」「早い時期に戦力として期待できる」(ともに17.6%)などの意見が寄せられた。

調査は2007年11月15日~12月5日に、人材紹介会社15社を対象に実施した。


●●コメント●●

0 件のコメント: