2008-03-31

中国人観光客の海外旅行、「のんびり型」が徐々に浸透

:::引用:::
中国からの海外旅行者の旅行スタイルに変化のきざしが現れている。中国人観光客の海外旅行は、従来の「あれもこれも」といったスタイルから、「のんびりと」現地の暮らしを体験するスタイルへと変わりつつあるようだ。

 26 日から中国で開催されている2008カナダ・オンタリオ州主催の「春季中国考察の旅」では、「中国人観光客のスロートラベル」をテーマとして打ち出し、同州が世界初の「中国人スロートラベル」海外旅行目的地としてアピールされている。同州観光局代表は今回の中国訪問の目的として、「スロートラベル」という新たな概念を積極的にアピールし、中国人観光客にひとつの目的地に長期間滞在してもらい、より深い旅行体験からリラックスした経験を満喫してもらいたいと述べている。

 統計によると、中国人観光客が海外旅行に慣れ、市場が成熟化するに従い、中国人観光客の海外旅行スタイルは、初期の「あれもこれも」といったスタイルから、「より深く体験」というスタイルへと変わりつつあり、ひとつの目的地に長期間滞在する傾向がより鮮明になってきている。日常の出勤の喧噪の日々から離れ、中国人観光客はよりスローな、ゆったりと特色ある異国風情を体験し、より美しい自然景観や歴史・文化を心ゆくまで堪能し、心のリフレッシュを図りたいようだ。
●●コメン
ト●●

0 件のコメント: