2008-03-19

ブラザー社長「技術者採用強化、年200人」

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ブラザー工業の小池利和社長は18日、日本経済新聞のインタビューに応じ、中途採用を含む技術者の雇用や派遣社員の正規雇用化を進めることに意欲を示し た。中途採用などの技術者について年間200人程度の採用を続ける。また、2010年をメドに配当性向を現在の24%から30%に引き上げ、株主への利益 配分を強化する方針も明らかにした。

 同社は今月7日、12年度の連結売上高を07年度予想の8割増となる1兆円に引き上げる計画を発表。そのうち眼鏡などに取り付ける網膜走査ディスプレー装置や大容量コンテンツ配信システムなどの新規事業が2000億円を占める。

 新規事業を育成するため、技術者の採用を強化する。05年は新卒・中途入社を合わせ114人を採用したが、07年には236人に増員。今後も200―250人前後の積極採用を続ける方針だ。うち約4割は新規事業に配置する。

 さらに製造技術の伝承を狙い、国内の製造現場で働く約3000人のうち約100人を占める派遣社員を業務内容によっては順次正規雇用に切り替える。正社員化で「ものづくりの基盤をつくっていきたい」(小池社長)。

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