2008-03-10

外国人観光客目標、08年は915万人

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国土交通省は10日、2008年に日本を訪れる外国人観光客の目標を、07年実績より9・6%多い915万人とすることを決めた。韓国など12の国・地域に対し、年代や性別に応じたPRも実施する。

 07年実績では、訪日観光客が多かったのはトップが韓国、次いで台湾、中国、米国、香港などの順。08年は、この実績の上位12の国・地域に対し、これまでより詳細な情報を提供、日本の魅力をアピールする。

 07年に約260万人が訪日した韓国では、20~30代の女性向けに、東京の原宿や表参道など日本の買い物やグルメの最新情報を提供。

 中国に対しては、北京や上海など都市部の富裕層が家族で遊べるようなツアーを紹介する。

 また、英国のスキー愛好者もターゲットにし、北海道のスキー旅行をPRする。

 政府は10年の訪日観光客を1000万人にする「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を展開。07年は13・8%増の約835万人と順調に増えているが、円高など先行きの懸念材料もある。国交省は「08年もきめ細かいPRで、目標を達成したい」としている。


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