広島県内の引っ越し業者が作業員不足にあえいでいる。短期間に作業が集中するため、派遣社員に頼ることが多い業界だが、取引先の大手人材派遣会社 が事業停止になった影響などで派遣が滞ったためだ。各社はアルバイトなどで手当てを急ぐが、人員確保は難航。最大のピークになるこの週末は、社内の他部門 の人員を総動員しても足りず、せっかくの受注を見合わせる動きも広がっている。
「受注したくてもできない。他の業者も同じではないか」と話すのは、アート引越センター広島支店(広島市西区)。他の業者に引っ越しを断られた客からの問い合わせが例年になく多いという。
3月に受注制限をしたアート社は「やみくもな受注はもはや無理。質を維持するためにも、件数を限定せざるをえない」と頭を抱えている。
各社は派遣の替わりにアルバイトを募集しているものの、なかなか予定数を確保できていない。
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