日本の外務省・文部科学省とベトナムの教育訓練省は25日、高村正彦外務大臣、訪日中のグエン・ティエン・ニャン副首相兼教育訓練相の立ち会いのもと、「ベトナムの博士育成計画への協力に関する覚書」に調印した。
覚書には▽2008年度から3年間国費研究留学生の受け入れ枠を拡大すること▽文部科学省が日本の大学との調整で中心的な役割を果たすこと▽ベ トナム側が専門家を在京大使館に駐在させること▽双方がベトナムでの日本語教育の拡充に努めること-などの項目が盛り込まれている。
ベトナムの博士育成計画は、2020年までに約2万人(うち海外留学約1万人)の博士を養成しようというもので、日本には約1000人の博士課 程留学生の派遣を想定している。日本にいるベトナム人留学生は2007年5月1日現在で2582人、うち国費留学生は毎年130~140人となっている。
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