2007年に全国の警察が検挙した来日外国人犯罪は前年比10.8%減の3万5800件だったことが28日、警察庁のまとめで分かった。2年連続で 減少したが、同庁は「長期的には増加基調が続いている」と分析。「研修」や「定住者」資格で滞在する外国人の犯罪が増えており、昨年はそれぞれ10年前の 2倍前後に上った。07年までの5年間とその前の5年間(1998―02年)の摘発件数を比べると3割、93―97年と比べると約7割増えていた。
まとめによると、昨年の来日外国人の国籍別検挙件数で最も多かったのは中国の1万2613件で10年前の1997年と比べ48.4%増。これに次ぐブラ ジルは、同約5.8倍の7696件で過去最高だった。3番目に多い韓国は同15.9%増の3639件で、ブラジルの急増ぶりが際だっている。
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