2008-03-19

マレーシアの建設業界で人材不足が深刻、外国人雇用に活路

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【クアラルンプール】 建設業界で有能な人材の不足が深刻化しており、他国からの人材招聘という手段に訴えなければならない状況になっている。マレーシア 国内の建設業況が下降気味であることを背景に、中東やインド、シンガポールに高報酬でプロジェクト・マネジャーや現場監督、積算士といった人材が引き抜か れているという。
マレーシア建築請負業者協会(MBAM)のパトリック・ウォン会長によると、技術や経験に欠ける人材に頼らざるを得なくなると、工事の遅れや品 質への影響をもたらす懸念がある。また100社あまりが海外で工事を請負っており、人材を国外に連れ出していることも国内の人材不足に拍車をかける結果に なっている。
国内ではプロジェクト・マネジャーが300人、現場監督や積算士は1,000人あまりが不足している。こうしたことから多くのMBAM会員企業が、インドやパキスタン、フィリピンから人材を雇い入れることを検討しているという。

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