2008-11-12

PCI前社長、贈賄認める ベトナムODA汚職初公判

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 ベトナムでの政府開発援助(ODA)事業を巡る大手コンサルタント「パシフィックコンサルタンツインターナショナル(PCI)」の贈賄事件で、 ホーチミン市幹部に約9000万円のわいろを渡したとして不正競争防止法違反(外国公務員への贈賄)罪に問われた前社長、多賀正義被告(62)らの初公判 が11日、東京地裁(園原敏彦裁判長)であった。同被告は「間違いはございません」と起訴事実を認めた。

 1998年の同法改正で新設された外国公務員への贈賄禁止規定での公判は初めて。ほかに起訴された法人としての同社と、元常務、高須邦雄被告(65)、元取締役、坂下治男被告(62)、元ハノイ事務所長、坂野恒夫被告(59)も起訴事実を認めた。

 検察側冒頭陳述などによると、PCIは2001年10月と03年3月にホーチミン市を横断する幹線道路建設工事のコンサル業務を計約31億円で受注。受 注の謝礼や契約代金の円滑な支払いなどの便宜を受ける趣旨で同市幹部に計260万米ドル(約2億7000万円)を支払うと約束。(11日 14:52)
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