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[ムンバイ 27日 ロイター] インドの治安部隊は27日、商業都市ムンバイで起きた同時攻撃で、武装グループの立てこもるホテルなどの制圧作戦を展開した。シン首相は同日、同時攻撃は周辺国を拠点とするグループによる犯行の可能性が高いとの見方を明らかにした。
警察当局によると、同時攻撃で119人が死亡、315人が負傷した。
少なくとも武装グループの一部は海路でムンバイに入り、2つの高級ホテルを含む観光客やビジネスマンの人気スポットなどを同時に攻撃した。
ニューデリーのイスラエル大使館は、24時間以上経った今も、少なくともイスラエル人10人が依然として攻撃を受けた建物内から出られない状況にあるか、人質になっていると発表した。
警察によると、治安部隊は2つのホテルに取り残された宿泊客らを救出するため、部屋から部屋へとしらみつぶしに鎮圧作戦を展開している。
100人以上が部屋に取り残され、20─30人が人質になっているとみられるオベロイホテルの上層階からは炎が立ち上った。
ムンバイのあるマハラシュトラ州のデシュムク首相は「状況は依然コントロールされておらず、われわれは2つのホテル内にまだ隠れているテロリストを追い出そうとしている」と述べた。
一方、シン首相はテレビ演説で「攻撃を仕掛けたグループが国外を拠点とし、商都に大惨事を引き起こす決意でやって来たのは明らかだ」と語った。
その上で「こうしたテロリストの行動が繰り返されないよう、可能な限り最大の措置を講じていく」決意を示した。
インドの隣国であるパキスタンの大統領と首相は27日、同時攻撃を非難するとともに、無差別攻撃との戦いでの全面的な協力を約束した。
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2008-11-28
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