2008-11-28

三菱重工、中国・大連にフォークリフト工場を建設

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三菱重工業は11月26日、約39億円を出資し、中国の大連市にエンジン式フォークリフトの製造会社を設立すると発表した。2009年3月より工場を建設して9月に完成させ、同年中に量産を始める予定。

 エンジン式フォークリフト市場で世界シェアの22%を占める中国に生産拠点を立ち上げ、為替リスクを回避しながら事業を展開するとしている。

 新会社の名称は「三菱重工叉車製造(大連)」。新型の1―3トンフォークリフトを生産する。当面は基幹部品を日本から供給するが、溶接主要部品は現地生 産する。そのほかの板金部品は大連と近隣の日系企業などから調達する。生産機種は順次拡大し、将来は中国のほかロシアや独立国家共同体(CIS)、東南ア ジアへの輸出を検討する。ロシア市場の需要は金融危機により減少しているが、三菱重工では長期的には拡大基調にあるとみている。

 なお、同社グループが持つエンジン式フォークリフトの生産拠点としては、神奈川県相模原市、米国ヒューストン市、オランダのアルメア市に続き4カ所目になる。

■関連情報
・三菱重工業のWebサイト http://www.mhi.co.jp/


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