2008-11-28

日立システム、ソフト開発の海外委託を強化

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 日立システムアンドサービスはソフトウエア開発のオフショア(海外委託)を強化する。中国のオフショア要員を2010年度までに現状の3倍の1000人 規模に引き上げ、委託する開発工程を広げる。またカントリーリスク対策として、08年度中にベトナムのソフト開発会社への試験委託も始める計画。景気の悪 化で企業のIT投資減退感が強まる中、オフショア強化策を開発コスト削減につなげる。
 日立システムが出資する北京新思ソフトなど、北京、大連、西安、瀋陽、杭州にある主要オフショア先5社を中心とする開発要員を、現状の300人から2010年度までに1000人に増やす。
 現状は業務アプリケーション(応用ソフト)開発の詳細設計や単体テストを委託しているが、要員の増強に伴い「要件定義、基本設計や組み合わせテスト、保守工程も委託する」(楊井博調達本部長)考え。
(掲載日 2008年11月27日)
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