【リマ=尾崎実】中国の胡錦濤国家主席は21日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪問中のリマ市内で演説し、米国発の金融危機への中国の対応について「中国経済の成長を維持することが、世界の金融安定化と経済成長に貢献するだろう」と強調した。
APEC・最高経営責任者(CEO)サミットで演説に立った胡主席は冒頭、8月の北京五輪の成功や5月の四川大地震に対する支援に対して、各国に感謝の意を表明した。
金融危機をめぐり、各国が打ち出した様々な金融対策を歓迎した上で、自国の貢献策として、総投資額4兆元(約57兆円)の景気刺激策を改 めて紹介。「四川大地震の復興策が中国経済を活性化させる」と述べ、今後の政策として「国内の消費と輸出、投資を維持して成長を持続させる」との方針を示 した。 (05:52)
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1 件のコメント:
■賃金未払いで抗議デモ、11人拘束=中国深セン市-金融危機の実体経済への影響は中国崩壊への一里塚?
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/11/11.html
こんにちは。中国政府公式の見解では、金融危機は中国にあまり影響がないといっています。でも、これ事実ではありません。なぜなら、過去の中国の行動からみても、今回の金融サミットで中国の発言には非常に違和感があります。海外に向けては、中国の発展ぶりを印象づけようと躍起になっている姿が浮き彫りとなりました。日本とは対照的です。今年の5月に湖琴濤国家主席が来日する直前に温家宝首相が「中国経済は未曾有の危機にある」と公言していました。あれから好材料は何もないのに、うって変わって今はこうした発言や報道は全くありません。これは、あの時点では何とかできる可能性があったのですが、今や解決策が見つからず、その事実を隠蔽するように方針が変わったのだと思います。今の中国、崩壊の5年~10年前の旧ソビエト連邦を彷彿とさせます。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
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