[北京 25日 ロイター] 世界銀行は、2009年の中国経済成長率が7.5%程度となり、今年の推計9.4%から鈍化するとの見通しを示した。世銀の北京事務所が公表した経済見通しによるもので、前回6月の発表時には09年は9.2%との見通しを示していた。
世銀は、今月公表した4兆元(5860億ドル)規模の経済対策を歓迎し、09年の成長の半分以上は政府関連の支出によるとの見通しを示した。
09年成長率への純輸出の寄与度はマイナス1%ポイントとなる見通し。これは輸入が輸出の伸びを上回るためで、輸出は実質ベースで3.5%増となり今年の11.0%増から鈍化すると見込んでいる。
世銀の中国担当ディレクター、デービッド・ドラー氏は記者団に対し、途上国支援に向けた世銀グループへの中国からの追加拠出について協議していることを明らかにした。しかし「協議は初期段階で、詳細について公表することはない」という。
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