岡山県内で65歳以上の高齢者が年々増え、3年後の2011年度に県人口の4人に1人が高齢者となることが、県の推計で分かった。高齢者の増加に 伴い、10年度には要介護・支援認定者が10万人、定員30人以上の介護老人福祉施設や有料老人ホームなどの「広域型」介護施設が2万床をそれぞれ突破す るなど、地域の負担が高まる見通し。
介護施設数や介護保険料など介護サービス水準を決めるため、市町村が3年ごとに見直す介護保険事業計画の第4期(2009―11年度)の策定作業を進める市町村からの報告を集計した。
推計によると、09年度の県内高齢者は47万2634人(高齢化率24.2%)。10年度は48万318(同24.6%)、11年度は48万8018人(同25.1%)の見込み。
要介護・支援認定者数は、09年度が9万6099人で、高齢者数に占める割合(認定率)は20.3%。10年度は10万530人(認定率20.9%)、11年度は10万5185人(同21.6%)を見込む。
「広域型」介護施設数は、09年度に1万9836床、10年度に2万463床、11年度に2万842床と推計。定員29人以下の介護老人福祉施設や認知症高齢者グループホームなど「地域密着型」介護施設数は、11年度に5989床と見込む。
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