2008-11-13

「嫌韓」情緒、ほとんどが中国人の誤解によるもの

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人民日報のソウル特派員を歴任した中国のジャーナリストが、中国内部に広がっている「嫌韓」情緒について苦言を呈した。

97年から3年間ソウル特派員を務めた王林昌氏(66)は11日、人民日報の姉妹紙「環球時報」に寄稿したコラムで、「嫌韓情緒の多くの部分が中国人の誤解から始まった」と指摘した。

北朝鮮の平壌(ピョンヤン)でも特派員として活動した王氏は、中国人ジャーナリストの中でも屈指の韓半島通。王氏は「嫌韓症が韓中両 国を傷つけないように」と題したコラムで、北京オリンピックの期間中に▽中国人のダフ屋が韓国人には入場券を売らなかった点▽韓国と第三国の試合では中国 人が韓国の対戦相手を応援していた点――などを取り上げ、嫌韓情緒の問題点を具体的に指摘した。

また「韓中両国間でよくないことが起きたのは、一部の人々の(不適切な)行為と関係があり、誤解からはじまった部分が多い」という見方を示した。

さらに「韓国が江陵(カンルン)の端午祭をユネスコ(国連教育科学文化機関)に登録すると、中国人が韓国を‘文化泥棒’と非難した が、それは中国人の誤解だ」とし「江陵端午制は世界に類例がないほど長い5日間の祭事に伝統の民俗歌舞を結びつけた独特な文化遺産」と評価した。
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