インド、中国に観光インフラ開発への投資を要請

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　【ニューデリー】インド政府は中国政府や企業家に対し、インド観光インフラへの投資を呼びかけた。

　ニューデリー行われた45分間の会談では、アンビカー・ソーニー観光相率いるインド代表団と秦光栄省長率いる雲南省代表団が印中間の観光を促進するため の方法を議論した。雲南省側からは同省にインド領事館を設置する案が出された。一方ソーニー観光相は、中国の企業家に対してインドの観光インフラ開発への 投資を求めた。

　2006年の統計によると、インドから中国への観光客は50万人以上いるのに対して、中国からインドへの観光客はわずか8万8000人だ。ソーニー観光 相は「中国からインドへの観光客を増加させる手段として、現在インド政府はビザの申請の簡素化などの措置をとっている」と述べた。

　雲南省関係者からは「中国で海外観光客の人気が最も高く、地理的にもインドと近い雲南省でインドの観光見本市や観光キャンペーンを行ったらどうか」という提案もなされた。
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