2008-11-18

水産加工業で深刻な人手不足、中国人研修生が貴重な労働力に―北海道

:::引用:::
2008年11月16日、在日中国人向け新聞「日本新華僑報」は、北海道の水産加工場のうち約4割が深刻な労働力不足で、そのうちの2割が中国を中心とした外国人研修生に頼らざるを得ない状況であると報じた。中国新聞網が伝えた。

北海道が道内1095か所の事業所でアンケート用紙を送付し、296か所から回答を得た。回収率は27%。道が水産加工業における雇用状況を調べ るのは初めて。それによると、従業員の過不足状況について「不足」と答えた事業所は全体の36%にあたる107か所。「過剰」と答えたのはわずか2%の7 か所だった。

人手不足の原因については、多くの事業所が「苛酷な労働環境」「低賃金」などを挙げた。人手不足の解消方法については、全体の23%、67か所が「外国人研修生の受け入れ」と回答し、最も多かった。

07年末までに北海道が受け入れた外国人研修生は約2200人で、うち96%は中国人研修生が占めた。業種別に見ると、水産加工業の受入数は1200人で、北海道全体の半数以上に当たる。(翻訳・編集/NN)
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