日本工作機械工業会(中村健一会長)が13日発表した10月の工作機械受注額(確報値)は前年同月比40.0%減の815億円となり、5カ月連続の 前年割れとなった。主要顧客である自動車産業が相次ぎ減産に踏み切るなど、機械出荷が振るわず、4年半ぶりに1000億円を割り込んだ。
輸出は同38.2%減の451億円で、特に欧州各国で受注が急減。独仏はともに49.3%減、イタリアは48.7%減となった。
自動車各社の減産拡大が波及し、下請けメーカーの間で複合加工機や旋盤などの発注を見合わせる動きが相次いだ。金融危機に伴う資金繰り悪化も打撃となっている。 (18:58)
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿