岐阜経済大が新設
岐阜経済大学(大垣市)が来春、経済学部経済学科に「企業人育成コース」を新設する。西濃運輸(大垣市)、イビデン(同)、十六銀行(岐阜市)な ど県内の有力企業の幹部らが講師を務め、経営戦略や企業理念などについて講義する。企業とタイアップして人材を育成し、協力企業に人材を送り込む取り組み で、同大では「全国でも珍しいのでは」と話している。
同コースの募集定員は15人(推薦10人、入試5人)。現在、17社が協力し、初年度は4、5社から講師が派遣される。カリキュラムは、製造業や 金融、運輸、サービスなど産業別に編成し、学生向けに就職志望先の企業研究や就業体験も行う。将来、協力企業を20社ほどに増やしたい意向だ。
大学側ではコース修了者を協力企業に推薦し、就職を支援していく。また、入学時の成績優秀者には、入学金の40%、授業料の70%を減免する制度もある。募集人員も、将来は20人程度にしたいとしている。
同大は1967年に設立され、これまで約2万2000人の卒業生を送り出している。同大入試広報課では「企業の中枢で活躍する人材を育成していきたい」と話している。問い合わせは同課(0584・77・3510)へ。
(2008年9月3日 読売新聞)
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿