【NQN香港=早川亜美】22日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に続伸。上海総合指数は前週末比161.319ポイント(7.77%)高の2236.410と、5日以来約2週間ぶりに2200台を回復した。上場企業の自社株買い規制緩和の方針が伝わり、中国当局の株価対策を受けて急伸した前週末19日の強い地合いが続いた。銀行株を中心に幅広い銘柄が上昇。総合指数は朝方に上昇率を9%超まで広げる場面もあった。
上場企業の自社株買い規制について中国証券監督管理委員会(証監会、CSRC)は21日、事前承認制の撤廃などを盛り込んだ草案を発表した。株式売買での印紙税の一部免除などと合わせて「当局の相場支援策」と受け止められ、投資家の買い安心感を誘った。
中国国有投資会社による株式買い増し対象となった中国銀行、中国工商銀行、中国建設銀行は軒並み値幅制限の上限(ストップ高、一部銘柄を除き10%高)で推移。つれて中堅銀行株も堅調だった。
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