2008-09-19

マケイン氏「SEC委員長は辞任を」 金融危機対応で批判

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米大統領選で共和党のマケイン候補は18日、金融危機への対応について、証券取引委員会(SEC)が機能しなかったと強く批判するとともに「SEC委員長は国民の信頼を裏切った。私が大統領なら辞めさせる」と、コックス委員長の責任は大きいとの理由で辞任を求めた。コックス氏は直ちに「今回の市場の危機にSECは勇敢に対処した」と反論する声明を出した。

 マケイン氏は大手証券会社リーマン・ブラザーズの破綻直後に「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は強い」と発言し、数時間後に「経済は危機的状況にある」と修正。民主党のオバマ候補が攻勢をかけている。

 クイニピアク大が18日に発表した世論調査ではオバマ氏49%、マケイン氏45%で、17日のCBSテレビとニューヨーク・タイムズ紙の合同調査でもオバマ氏に5ポイント後れをとるなど、金融危機が表面化した後はマケイン氏への支持が後退している。(ワシントン=丸谷浩史) (10:33)

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