19日の東京株式市場は大幅反発した。上げ幅は一時380円を超える場面があり、前日の下落幅(260円)を埋める格好になっている。日経平均の午前の終値は前日比378円90銭(3.30%)高の1万1868円20銭。
日米欧の中央銀行による緊急金融対策や、米政府が不良債権処理機関の設立を検討していることなどが伝わったのを受け、前日の米国株が大幅高となった流れを引き継いだ。不良債権処理機関の設立は、東京市場でも「米政府ができることとして、かなり踏み込んだ施策」(大和証券の野間口毅投資情報部上席次長)と前向きに評価する声が多い。
米金融危機がひとまず和らぐとの見方から、前日まで大きく売り込まれていた保険、銀行などの金融株を買い戻された。三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手銀行株は取引開始から買い気配のまま値が付かず、9時20分過ぎに取引が成立した
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