:::引用:::
2008年9月27日、計画生育政策(一人っ子政策)が最も早く開始された上海では、子供を1人しか持たない父母世代が2013年頃から老年(60歳以 上)の仲間入りをし、2018年頃に増加のピークを向えるため、扶養や介護のための人員不足問題が深刻化すると予想されている。新華社通信(電子版)が伝 えた。
上海市は全国に先駆けて一人っ子政策が実施された地域で、現在、全市の総家庭数の61.06%に当たる305万戸が一人っ子家庭だという。この比率は全国平均よりも39ポイント以上高く、「一人っ子家庭」の割合が突出している。
政策が開始された年代から計算すると、子供を1人しか持たない父母世代が老年の仲間入りをするのは5年後の2013年頃からで、その時に老年とな る人口の80%以上を占めると推定されている。10年後の2018年には父母世代が老年入りするピークを迎え、毎年20万-30万人の「新老年」が誕生す る。これにより、上海市では全国で最も早く一人っ子たちによる扶養と介護の問題に直面することになり、家庭内での介護のための人員不足が深刻化すると予想 されている。
このため上海市では現在、各地区の計画生育政策の中心を、老人へのサービスや障害児を持つ家庭および子供を亡くした家庭への補助、経済的に困難な 一人っ子家庭への援助などへ転換するとともに、看護・介護保険制度の確立や資金問題の解決策を模索するなど、社会保障システムの整備に力を入れているとい う。(翻訳・編集/HA)
●●コメント●●
2008-09-30
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿