【NQN香港=桶本典子】25日の中国株式市場で上海株式相場は大幅に続伸した。上海総合指数の終値は前日比80.690ポイント(3.63%)高の2297.501だった。大株主による株式の買い支え期待が広がり、国有企業傘下の銘柄を中心にほぼ全面高となった。指数は前場に上げ幅を広げ、後場は高値圏で推移した。前場は節目の2300を取引時間中で3日以来、約3週間ぶりに回復する場面もあった。
中国の通信大手の中国連合通信が前日、「親会社が人民元建てA株を追加購入し、持ち株比率が上昇した」と発表し、大幅高となった。親会社による持ち株比率の引き上げ方針は中国当局の相場支援策の一環であるため、「他の銘柄も大株主が買い支えるのではないか」との期待が広がり、中国当局の方針が反映されやすい国有企業系の銘柄が軒並み上昇した。
●●コメント●●
0 件のコメント:
コメントを投稿