財務省が5日発表した2008年4―6月期の法人企業統計によると、全産業の経常利益は前年同期に比べ10.5%減り、14兆5393億円となっ た。原材料価格の高騰が企業収益を圧迫しており、マイナスは4四半期連続。売上高も同0.9%減で、2期連続の減収減益となった。2002年からの景気回 復を主導した企業部門の悪化が一段と鮮明になり、景気が後退局面に入ったとの見方を裏付ける内容となった。
財務省は今回の結果について「減収減益に加え、設備投資も前年を下回っている」と指摘。「景気を『弱含み』と表現した政府の月例経済報告と整合的な結果になった」という基調判断を示した。 (11:19)
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