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県がひろしま国際センター(広島市中区)に委託して実施している「外国人相談窓口」への相談が雇用情勢悪化の影響などで増加している。特に中国人やブラジル人からの相談が増え、県は4月から中国語とポルトガル語の相談時間を延長し、在留資格や労働問題など専門の相談への対応を強化している。
2006年度と08年度の比較で、相談件数全体は578件から695件に、国籍別では中国が112件から187件に、ブラジルが70件から105件に増えた。特に労働相談は76件から153件に倍増している。
相談窓口は06年4月に開設。英語を中心に、中国語、ポルトガル語、韓国語など6言語で対応しているが、派遣契約を打ち切られた日系ブラジル人や残業代不払いなどが問題となっている中国人研修生らの相談が目立つようになったという。
病院への問い合わせやごみ出しなどの生活相談は火~日曜に受け付け、火、木、土曜の午前中は在留資格や労働問題、社会保険などに専門家と通訳が対応する専門相談時間を設けていた。4月以降は、火、木曜の午前中のみだった中国語とポルトガル語の専門相談時間を午後4時まで延長するとともに、土曜も午前9時~正午に開設する。
県国際課は「各市町とも連携して、県内の相談窓口の体制充実を図りたい」としている。問い合わせは同センター(082・541・3777)へ。
(2009年4月8日 読売新聞)
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2009-04-08
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