2009-04-30

四川の診療所再建へ 神戸のNPO

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中国・四川大地震の被災地支援を続ける神戸市のNPO法人「CODE海外災害援助市民センター」が、集めた義援金の一部約3000万円(約200万元)を使って現地の損壊した診療所を再建する。昨年5月の地震発生から1年になり、被災者の心労が蓄積しているという。CODEは年内の再建を目指し、被災者の健康管理の充実を図る。

 省都・成都市の北東約180キロの北川チャン族自治県香泉郷で約7800人が暮らしている。地震で8割超の家屋が全半壊し、民間の7診療所のうち、6診療所が損壊した。現在もテントで診察を続けている診療所もある。

 再建計画では、全7診療所を「地域総合活動センター」として整備。再建後、行政機関「村民委員会」がセンター内に設置されるため、診療所も公的機関となり、患者の医療費負担が軽減されるという。

 CODEの村井雅清・事務局長(58)は「地域再生の拠点になるよう長期的に支援したい」と話している。
(2009年04月30日 読売新聞)
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