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【那須塩原】在留外国人の増加に伴い、市内でも公民館などが無料で日本語教室を開催している。西那須野地区は三島公民館が自主事業として実施。黒磯地区では市国際交流協会が二カ所で教室を開いている。習熟度に応じた指導が受けられると好評な半面、指導する日本人ボランティア講師の不足が慢性化し、講師の確保が課題となっている。
十一日、三島公民館で本年度の日本語教室がスタートし、中国、韓国、タイなどの出身者約二十人が受講した。来日して間もない企業研修生から、日本人と結婚し十年以上の人までさまざま。マンツーマンで指導を受ける受講者もいれば、三、四人が一人の講師を囲む姿も見られた。
同公民館は一九九二年度から教室を開催。昨年度の登録人数は受講者八十七人に対し、講師は三十二人だった。講師は高齢者や子育てを終えた女性が中心で、月三回の教室に常時参加できるのは十数人程度だという。
スタート時から指導を続ける日本語指導者研究会の臼井峻代表は「同じ講師がマンツーマンで指導するのが理想だが、ここ数年、受講者が増えていることもあり、なかなかそうはいかない」と話す。市国際交流協会によると、黒磯地区も同様の状況だという。
同公民館の大西悟館長補佐は「講師は資格や語学力がなくても大丈夫。都合がつく日の参加だけでもいいので、一人でも多くのボランティアに来てもらえれば」と呼び掛けている。問い合わせは同公民館電話0287・36・8531。
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2009-04-27
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