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列に並ばない、痰を吐く、大声で話すなどといった中国人の悪習は世界各国の人が知るところであり、中国人自身もこれらの悪習を快くは思っていないようだ。このブログは中国人ブロガーが中国人の悪習についての意見を綴ったものである。以下はそのブログより。
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中国の各都市では、公共の場所であればどこにおいても例外なく、混雑と喧騒に溢れている。列に並ぶ行為や秩序、静けさなどといった「優雅さ」は見るかけらも無い。
公共バスに乗ろうとすれば、バスが到着するや否や、待っていた客たちは我先に乗車しようと乗車口に押し寄せる。男性は紳士とは程遠く、女性は淑女とは程遠く、老人は余裕が無く、子供たちには謙虚さが無い。
駅で切符を買おうとすれば、身体がぶつかり合うほどに人が押し寄せ、風通しが悪いほどである。
なかでも最も滑稽なのは飛行機に乗るときであろう。中国では飛行機に乗ることができる人は多少なりとも素養が高いはずである。しかし、実際はそうではないのだ。やはり中国人は我先にと押し寄せながら搭乗するのだが、まるで飛行機に乗り遅れるのを恐れているかのようである。飛行機というものは座席も決まっているのだし、わずか数十秒の時間を争ったところで何の意味があるというのだろう。
かつて、中国人が「優雅」な振る舞いをしていたことはあっただろうか?私はあると思っている。そうでなければ、「儀礼の国」という呼び名は成り立たないであろう。問題のカギは、中国人は何時から、どのような理由で「優雅さ」や素養の高さを失い、現在のように下品で粗野になったのだろうか。
衣食足りて礼節を知るという言葉がある。中国のGDPは飛躍的な伸びを記録し続けているが、中国人にとって「礼節」はなぜ、これほどまでに遠い存在なのだろうか?我々はもっと自分に眼を向けなければならない。
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