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2008年9月7日、日中両国の悪徳企業によって「中国人研修生」に対する搾取が行われ、現代版「あゝ野麦峠」事件と話題になっているという。「中国新聞網」が伝えた。
それによると、「研修生」たちは、中国湖南省の人材派遣会社を通じて、日本政府が外国人研修制度に指定しているアパレル産業での研修・技術習得の名目で派遣されて来た。
しかし実際には、山梨県にある研修制度指定業種外のクリーニング会社で働くことに。給料は月5万円で、毎日深夜まで働かされた上、休みもほとんどない状態。残業代は同県の最低賃金規定を下回り、待遇改善の申し入れも実現されないままだった。
今年8月22日、会社側はこれ以上の継続は難しいと判断。社員約10人で研修生6人を強制帰国させるため無理やり車へ乗せようとし、数人が負傷し た。その後、研修生たちは外国人研修生の支援組織に保護され、事件が表面化。同社責任者らが監禁・傷害などの容疑で告訴されただけでなく、同社は今後3年 間研修生の受入停止処分を受ける可能性がある。
一方、中国側の派遣企会社の責任者は、同郷の立場から研修生たちを擁護するかと思いきや、「彼らが日本で賠償を受けたとしても、帰ってきたら全部 吐き出させてやる。このままでは済ませない、思い知らせてやる」と逆に息巻き、「日本政府のブラックリストに載って、この会社では派遣ができなくなったた め、別の会社で業務を続ける」と全く懲りていないという。(翻訳・編集/HA)
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2008-09-09
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