厚生労働省が8日発表した外国人雇用状況(速報)によると、今年6月末時点で企業などに雇われている外国人労働者の数は33万8813人だった。今回から調査方法が大きく変わったため、前回調査(2006年6月1日時点)の約22万3000人を大幅に上回った。
同省はこれまでは企業に任意で報告を要請。しかし昨年10月の改正雇用対策法の施行で、外国人労働者の雇用や離職の際にハローワークへの届け出が企業に義 務付けられ、より正確な調査が可能となった。企業は今年10月1日までに届ける必要があり、今回の集計は途中経過。そのため最終集計では外国人労働者の数 が一段と拡大する可能性が高い。
出身地域別では、中国が14万9876人と最も多く、日系人が多いブラジルが7万809人と続いた。
都道府県別では、最も多いのが東京都で7万7080人。愛知県が4万4823人、静岡県が2万2092人と続いた。
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